保険の仕組みは、宝くじの仕組みとほとんど同じです。
「保険に加入すること」と「当たる確率の低いギャンブル」にお金を注ぎ込むことは同じなのです。
異論はあるとは思いますが、感情ではなく仕組み上の話をすれば事実であることは明らかです。
つまり、
宝くじも保険もほんの一部の人だけが儲かり大多数の人が損をします。
そして永続的に儲かるのは胴元だけという仕組みの上に成り立っています。
そうでなければ保険会社はつぶれてしまいます。
保険に関連したビジネスや会社が星の数ほど存在していることが何よりもの証拠です。
ただ一つだけ、宝くじと保険の違いを挙げるとしたら、宝くじは運のいい人が当たりますが、保険は運が悪い人が当たるのです。
保険が「不幸の宝くじ」と言われる由縁はこうしたところにあります。
人生全般において、保険会社には極力近づかないことが大切なお金を守る上で重要なことです。
必要最低限の保険に緊急避難的にやむ負えず入るのが、保険会社との正しい付き合い方です。
民間の保険に入らないと不安という方が多いようですが、どういう状況でいくらお金が必要になるかを考えてみてください。
不安の正体はよくわからないからなのです。
公的保険が皆さんにはあることを忘れないようにしてくだい。
人生では予想していないトラブルの連続ですが、大抵のことは公的保険があなたを守ってくれます。
公的保険では足りない部分を民間保険で補うのです。
繰り返しになりますが、保険をはじめとした固定費には敏感になってください。
給料を5万円上げることは難しいですが、固定費を5万円下げることは決して難しくありません。
家計における効果は同じですが、労力は全く違います。
さらに給料には税金がかかりますが、固定費削減には税金がかかりません。
よって、その効果はますます大きいと言えます。
固定費の見直しは1度見行えば効果は永続的に続きます。
多くの方が好きな不労所得と効果は同じなのです。
あとは、あなたがやるかやらないかだけです。
保険は家の次に高い買い物と言われています。
そんな高い買い物である保険で家計が圧迫され、毎日の生活が苦しいという家庭は思った以上にいると感じます。
保険貧乏という言葉が世の中にはありますが、保険で人生でやりたいことの選択肢を減らしてしまったとしたら本末転倒です。
今日で不要な保険を解約し、お金のストレスから解放された生活をしていきましょう。
まとめますと、必要な保険は次の3つだけです。
・(未成年の子どもがいる若い夫婦のみ)捨ての生命保険(1千万程度の保証)
・自動車保険の対人対物(無制限)
・火災保険(家の価値に応じた保証)
保険の見直しはスピードが大事です。
仕事を1日休んででも、思い立ったその日に行うようにしてください。
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