日本人の8割が「積み立て保険」に入っていると言われています。
積み立て保険とは、保障と貯蓄を併せ持った保険です。別名、貯蓄型保険とも言います。
一定の保障を受けながら満期には元本以上のお金を受け取ることができる保険商品です。
代表的な積み立て保険としては、学資保険、終身保険、養老保険などが挙げられます。
しかし、そうした積み立て保険に入ってはいけません。
理由は、保険会社に異常に高い手数料を取られるからです。
積み立て保険の内訳は、極めて薄い保障内容の保険と運用利回りの極めて低い投資信託を組み合わせた金融商品です。
運用利回りについて具体的な比較をすると、優良な投資信託の運用利回りは一般に5%程度ですが、積み立て保険の運用利回りはせいぜい0.5%程度です。
この10倍近い利回りの差は、手数料として保険会社の収益になるのです。
さらに、短期解約では元本割れ100%のオマケ付きです。
積み立て保険とは、ぼったくり商品と言い換えても過言ではありません。
こういうと「保険は安心料」「保険はお守り」という意見が必ず出てきますが、金融商品について考える時は数字と感情を分けて考えなくてはいけません。
保険に入ったからといって病気にならないわけでありませんし、お守り目的なら神社でせいぜい数百円で購入すればいいのです。
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