自動車保険について（対人・対物は必要）

前回、自動車保険には、「自賠責保険」と「任意保険」があるという話をしました。

この回では、その中の「任意保険」について考えていきたいと思います。

「任意保険」には大きく分けて「対人・対物」と「車両保険」があります。

「対人・対物」は、人にケガを負わせてしまったり、死亡させてしまったりしたときに必要な保険です。
「車両保険」は、自分の車の修理代に対する保険です。

前回、自動車保険の加入は必須であるという話をしましたが、必要なのはこのうち「対人・対物」の方です。
「対人・対物」は、事故時の支払い額が無制限になるようにして必ず加入するようにしてください。
「対人・対物」に加入してない状態では、１ｍｍたりとも車を運転してはいけません。
車を運転する以上、「対人・対物」の加入は義務だと思ってください。

では、「車両保険」はどうなのでしょうか？

結論だけ先に言うと、「車両保険」の加入の必要はありません。

「え？」と思われた方も多いのではないかと思います。

次回は、この自動車保険の「車両保険」について考えていきたいと思います。