家の賃貸料を安くしよう

私は賃貸物件を所有する大家でもあります。
私自身の大家の経験も踏まえ、家の賃貸についてお話ししたいと思います。

仲介業者には要注意

家の賃貸をするにあたっては仲介業者を介して手続きを進めることがほとんどだと思います。
この仲介業者は、マージンを違法に取ろうとするマージンハンターであることも珍しくないので注意が必要です。


何の準備をせずに仲介業者に言われるがままに手続きを進めると大きな損失になります。
借りる側も知識を身に付け、ぼったくられないようにして交渉に臨むようにしましょう。

仲介業者の選定は、有名だからCMでよく流れているから安心などというのは間違えです。
ほとんどの仲介会社は、フランチャイズで看板をもらっているだけです。
同じフランチャイズでも店舗によって値段が違うということは普通にあります。
複数店舗で相見積もりを必ず行ってください。

仲介業者の見つけ方

同じ賃貸物件であるなら安い仲介業者と契約を結んだほうが得であるのは言うまでもないことです。
その際、「イエー!」などの一括見積サイトを利用するのもいいでしょう。

家賃交渉の仕方

実際に交渉が始まったら、入居するにあたって「かかる費用一覧」を必ずもらいましょう。

入居にあたり一番大きく値段が動くには家賃です。
家賃交渉は必ずしてください。
目安としては家賃の5~10パーセントの目安で値引き交渉をしてみてください。

家賃は大家さんが決めているのですが、値引き交渉が入ることを前提にして家賃設定していることが多いです。
何も言わなければ家賃は下がりませんが、言えば下がることがありますのでチャレンジすることをお勧めします。

入居時の諸費用を安く抑えるには

家賃保証会社

家賃保証会社に加入することも多いですが、加入料を高く請求されることがあります。
相見積もりをした際の他社の見積書等を確認し、値下げ交渉では活用しましょう。

除菌・害虫駆除

除菌や害虫駆除は要りません。ただ除菌スプレーや殺虫剤を撒くだけです。
不要と伝えましょう。
以前、北海道の不動産管理会社の店舗が爆発する事故がありました。
原因は、大量の除菌用のスプレーや殺虫剤でした。
その事故で行われた会社側の会見で、除菌や害虫駆除というのは市販のスプレーを撒いているだけであることがバレてしまいました。
さらに、入居者からお金をもらっていながら、そのスプレーを撒くのさえもサボることもあった事実が明らかになりました。
必要なら自分でホームセンターでスプレーを購入して除菌・駆除を行えば十分です。

ハウスクリーニング

ハウスクリーニングは、入居時と退出時に2重で取られないよう気を付けてください。
請求できるのは、どちらか一方のみです。

火災保険

火災保険については、入居者にも加入義務がありますが保険会社は自分で選べます。
以前のブログでも伝えましたが、仲介会社が勧める火災保険は割高です。
一括見積サイト等を使って割安の火災保険に自分で加入したいことを伝えましょう。

フリーレント

フリーレント(家賃1か月無料など)の特典も使えないか聞くだけ聞いてみましょう。
こちらから何も言わなければ、仲介業者側から安くしてくれることはまずありません。

敷金・礼金

「敷金・礼金」もお願いをすれば安くしてくれることがあります。
言うのはタダですので、ダメもとだと思ってお願いしてみましょう。

入居者側から積極的に発信をし、管理会社や仲介業者から不要なマージン料を取られないようにしてください。

仲介業者との付き合い方

「正直不動産」というドラマが以前NHKで放映されましたが、不動産業界を見事に表現しているいいドラマだと思いました。
不動産業界は、相手が無知だと分かると取れるお金は何でも取ってこようとしてきます。

その防衛策はこちらが勉強をして交渉に臨むことです。


自分の大切なお金です。
このブログを活用して不動産会社から自分の資産を守れるようにしてほしいと思います。

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