株を買うことは社会貢献

資産運用

投資商品といえば、株を思い浮かべる方が多いと思いますので、ここでは株について整理をしていきたいと思います。

株については何となくイメージはできるけど、具体的にはよく分からないという方も少なくないのではないでしょうか。

株を買うとは

株を買うとは、その株を発行している企業のオーナーになるということです。

仮に、会社を作るために3000万円が必要だったとします。

そのお金を調達するために、会社は1株3万円の株を1000株は発行します。

Aさんが200株、Bさんが100株、Cさんが500株、Dさんが200株を買ったとします。

すると4人の中で1番株数の多いCさんが筆頭株主となり、発言権が一番強いということになるのです。

キャピタルゲインとインカムゲイン

株の利益には、キャピタルゲインとインカムゲインというものがあります。

キャピタルゲインとは、その株を売買したときに得られる利益のことで、売り手と買い手の需要と供給によって決まります。
その際、その株の未来の成長も加味されて価格が決まります。

インカムゲインとは、その会社の利益から定期的に株主に支払われる配当金や株主優待のことを指します。

上場企業と非上場企業

企業には、上場企業と非上場企業があります。

非上場企業は、厳しい検査をクリアすると上場企業になることができます。

上場企業になると証券取引所で株の売買ができるようになります。

証券取引所で売買できるようになると誰でもその企業の株を買うことができるようになるのです。

一方、非上場企業の株は未公開株といい、一般の人が自由に買うことができません。

ですので、私たちは上場企業の株を買うことになります。
その株の中からSONYや任天堂などの株を個別株、個別銘柄として買うのです。

株主になるとは

株主のイメージを分かりやすく話してみたいと思います。

あなたが任天堂の株を買ったら、任天堂のオーナーとしてマリオを部下にすることができるのです。

その優秀な部下は、365日24時間、世界中のゲームのモニターの中でオーナーである株主のために働いてくます。

ですので、株主になれば寝ている間でも、株がこびとのように働いてくれてあなたの枕元にお金を運んできてくれるのです。

資本家になろう

株を買うとは、その企業のオーナーになることです。

株を通して自分の出資したお金が、企業の設備投資や商品開発のために使われます。

その企業の商品や技術が多くの人々の生活の中で役立つようになります。

そこで得た利益の1部が、株のキャピタルゲインやインカムゲインとなって株主に還元されるのです。

株式投資とは、「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」を体現した社会みんなが得をして幸せになる投資といえます。

ですので、株式投資とギャンブルは似て非なるものなのです。

つまり、株を買うという行動は、あなたが資本家となり社会貢献をしているといっても過言ではないのです。

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