株はいつ売ればいいか

資産運用

株を買うこと(入口)については説明しました。


ここでは株の売ること(出口)について説明したいと思います。

株の運用益には税金がかかる

株を運用し、利益が生じた場合には税金がかかります。

もう少し詳しくいうと、株を売却したときや分配金を受け取るときに税金がかかります。

税率については、約20%の税金がかかります。

例えば、200万円で株を運用し300万円に増えたとしたら、100万円の利益を得たことになります。
この100万円に対して約20%の税金がかかることになりますので、実際に手にすることができる金額は約80万円ということになります。


少し専門的な用語になりますが、この税金のことを「金融所得課税」といいます。
聞いたこともあるのではないでしょうか。
この用語は覚えておいても損はないでしょう。

ちなみに、NISA口座で運用している株には税金はかかりませんので、上記の例だと100万円をまるまる手にすることができます。

株を売るタイミング

では、株はいつ売るのがいいのでしょうか?

答えは簡単です。

お金が必要になった時に売ってください。

そんなのは当たり前と思う方も多いかもしれませんが、意外にできない方が多いのが現実です。

投資の良さを実感すると、株を手放したくないとういう心理が働くようになるのです。
「もう少し、もう少し・・・」と思って、ずるずると使えずに持ち続ける人が多いのです。

老後資金として運用しているのであれば、60歳になったら取り崩していく、5,000万円貯まったら切り崩すなどのルールを予め決めておくのもいいでしょう。

株を後生大切に持ち続け、死ぬときに一番お金持ちというのは避けるようにしましょう。

お金は使ってなんぼです。

なぜ投資をしているのかをゴールを明確にして、必要になった時は躊躇なく取り崩すようにしましょう。

お金を貯めることは目的であり、ゴールではありません。

自分や家族の生活の質を豊かにするためにお金を使うことが大切です。

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