リートについて質問されることがあります。
この回は、リートについてざっくり説明をします。
リートとは
リートとは、Real Estate Investment Trust の略です。
ざっくり、投資信託の仲間だと思ってくだい。
日本に特化したリートをJリートといいます。
投資家がリートの投資法人に投資をすると、その法人はビルや商業施設等の不動産を購入し運用をしてくれます。
賃料等の収益から分配金が投資家に支払われます。
リートのしくみ
多数の資産家が少額ずつ資金を投資することでまとまったお金を集め、個人では買うことができない高額の不動産を購入できるようにするのがリートの仕組みです。
出所:イオン銀行
リートの特徴
物件選定や物件の管理等も法人が一括して行ってくれます。
リスクは一般の不動産と同じで、震災や金利、物件の価値の変動などがあります。
一般的に分配金が年2回出ます。
4%以上の高い利回りの分配金が出るリートが多くあります。
ホテルや住居、倉庫などの特定の分野に特化した特化型と複数の分野を組み合わせた複合型があります。
投資信託と同じで換金などの流動性は高いです。
リート=不動産専門の投資信託
要は、不動産専門の投資信託と考えればいいでしょう。
株専門の投資信託よりはリスクは低めですが、その分リーターンも低くなります。
ミドルリスク・ミドルリターンの投資信託と言えます。
分配金ねらいや分散投資の1つとして組み入れるのもアリだと思います。
初心者は、リートのインデックスファンドである 「eMAXIS Slim 国内リートインデックス」を選び、少額から始めていけばいいでしょう。
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