人生3大支出の一つである家について考えていきたいと思います。
家の購入についてよく議論されるのが、家は購入した方がいいか賃貸にした方がいいかという話です。
私自身は持ち家を所有しており、副業として不動産賃貸業を営んでいる大家の立場でもあります。
両方の立場から、メリットとデメリットを話していきたいと思います。
家は賃貸or持ち家
結論から申しますと、「人による」というのが私の答えです。
そう言ってしまうと話が終わってしまいますね。
もう少し詳しく話をしたいと思います。
その家が購入者にどんな価値をもたらすかを整理して考える必要があると思います。
家の価値
家の価値は、大きく分けて「金銭的価値」と「心理的価値」に分けられます。
家の心理的価値
まず持ち家に関しての「心理的価値」とは、「自分好みの家を建てられる。」「新築だとキレイ」「所有欲を満たせる」「子どもと庭で遊べる」などが挙げられます。
この心理的価値に重きを置くのであれば持ち家を購入するという選択肢もありかと思います。
家の金銭的価値
一方、「金銭的価値」とはその家を売ったとしたらいくら手元に残るかです。
この「金銭的価値」を重視するのであれば、家を購入してはいけません。
マイホームは金額も大きいため、人生全体で大きな負債を背負うことになります。
よくあるエピソードですが、住宅展示場などに行くとハウスメーカーの営業マンに
「住宅ローンを組めば、現在の家の月々の賃貸料に少し足すだけマイホームを手に入れることができます。」
「35年後にローンが終了すれば家は自分のものになります。」
などの甘いセールストークに乗り、金銭的価値がマイナスになることをよく考えずに家を購入してしまう方が多いようです。
不動産について無知であると貧乏坂を一気に転げ落ちることなります。
金額が大きいだけに1度落ちてしまうと後戻りはできず、大きなダメージを受けることになります。
では、なぜマイホームが負債になるのかについて次回以降考えていきたいと思います。
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