一度契約した積み立て保険を解約するのは、確かに勇気がいります。
「これまで積み立てたことが無駄になるのでは。」
「元本割れしてしまうのでは。」
「もう少し待ってから解約したほうがいいのでは。」
などの不安な気持ちが生じてしまうのはよく分かります。
しかし、積み立て保険は契約した時点で損は確定しているのです。
「損に早く気づけてよかった。」「傷口を広げないで済んだ。」とマインドを変えることが賢明です。
これまでの保険料は勉強料だと思って1日でも早く解約し、他の投資に回した方が結果的にお金は貯まります。
保険に入らないと不安だという話はよく聞きますが、どんな状況でどんな時に保険が必要なのかを具体的に考えてみましょう。
不安の正体は何だかよく分からないからということは少なくありません。
悲しいことではありますが、自分に万が一のことが起こった場合のことを考えてみましょう。
あなたが一家の大黒柱であれば、亡くなったときに死亡保険が必要というのはその通りだと思います。
特に小さい子供がいる若い夫婦であれば死亡保険は必要性は増してきます。
しかし、亡くなったときに家族にお金を残すという目的であれば、積み立て保険ではなく掛け捨ての死亡保険に入ればいいのです。
掛け捨て保険であれば、月１～２千円程度で死亡時に1,000万円程の保証がある保険はネット系の保険にたくさんあります。
それ以外の備えについては、「医療保険について」で話したように貯金と公的保険で備えましょう。
皆さんはすでに遺族年金をはじめとした世界最強の保険である公的保険に入っていることは忘れないでください。
積み立て保険はこの記事を読み終えたらすべて解約しましょう。
そうすれば、月数万円浮くことになる家庭も少なくないでしょう。
その浮いたお金で、貯金や投資をしたり外食や旅行をしたりなど自分の豊かな人生のために使うようにしましょう。
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